ミュージック･ラブ２〜夜空の下のｽﾉｰﾄﾞﾛｯﾌﾟ〜
３人の借金取りは椅子を蹴り飛ばしたり、ガラスを割ったりと暴れ出した。

『や、止めてください。必ず払いますのでもう少し待って下さい』

ユキネの母親は暴れる借金取りの腕を掴み、頼みこんだ。

『うるせぇー!!』

借金取りはユキネの母親にビンタをし、ユキネの母親は地面に張り倒された。

『ママー。お前らよくもママを』

ユキネは倒れた母親に駆け寄り、借金取りをまた睨んだ。

『早く金を出さないからだろうが!!』

借金取りは店を荒らした。

この状況をじっと見ていたシュンが口を開いた。

『お前らもう良いだろ!!』

『ああっ!!何だてめぇは?』

借金取りはシュンを睨んだ。

『お前らみたいな野郎に名を名乗りたくもない』

『何だと貴様!!』

借金取りは睨みながら、シュンの所に歩み寄った。

『他人事だから口だししないでおこうって思ってたけど、お前らやりすぎだ』

シュンは睨んで歩み寄ってくる借金取りに言った。
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