ミュージック･ラブ２〜夜空の下のｽﾉｰﾄﾞﾛｯﾌﾟ〜

シュンと里菜は声のした店の入口に目をやり、驚いた。

『キ、キース!!』

シュンと里菜は声を揃えて驚いた。

『二人とも久しぶり。元気そうで良かったよ』

キースは元気そうな二人を見て、笑顔で歩みよった。

『凄く久しぶりね。キースも元気そうで良かったわ』

里菜は笑顔で言った。

『キースお前日本に来てたのか？』

シュンは隣の席に座ったキースに尋ねた。

『２日前に小林さんから連絡を受けてな…シュン、今のお前の事やユキネって子の事…色々と事情を聞いたよ』

『そっか…』

『どうだろうシュン、ユキネを…俺がプロデューサーとして所属している、イギリスのブリティシュレコードからデビューさせてみないか？』

『えっ？ユキネをイギリスでデビュー？』

シュンは驚いた。

『ああ。もう上の人達には話はついてる。後はお前達の返事次第だ』

キースは笑顔で言った。