ミュージック・ラブ2〜夜空の下のスノードロップ〜
『埼京…』
ユキネは埼京に気付き戸惑った。
『俺が連絡したんだ。お前まだ埼京にお礼言ってなかっただろ』
そう言ってシュンは、ユキネの背中をポンと軽く押した。
ユキネはシュンに背中を押され、埼京に歩み寄った。
埼京はそんなユキネをじっと見つめていた。
『さ、埼京…お礼は言わない。あんたはあたしとママを捨てたんだ…今回の事くらいで、あんたへの恨みが消える訳がない。だから今でもあたしはあんたを許さない』
埼京はユキネのその言葉を黙って聞いていた。
『あんたを許さないけど…』
ユキネはそう言ってうつむいた。
そして、また顔をあげて言った。
『あたしのいない間、ママの事…お願いします』
ユキネはそう言って埼京に頭を下げた。
『ユキネ…本当に大きくなったな。あいつの事は任せろ、だからお前は安心して夢を掴んでこい』
埼京はそう言ってニコッと笑った。
ユキネは埼京に気付き戸惑った。
『俺が連絡したんだ。お前まだ埼京にお礼言ってなかっただろ』
そう言ってシュンは、ユキネの背中をポンと軽く押した。
ユキネはシュンに背中を押され、埼京に歩み寄った。
埼京はそんなユキネをじっと見つめていた。
『さ、埼京…お礼は言わない。あんたはあたしとママを捨てたんだ…今回の事くらいで、あんたへの恨みが消える訳がない。だから今でもあたしはあんたを許さない』
埼京はユキネのその言葉を黙って聞いていた。
『あんたを許さないけど…』
ユキネはそう言ってうつむいた。
そして、また顔をあげて言った。
『あたしのいない間、ママの事…お願いします』
ユキネはそう言って埼京に頭を下げた。
『ユキネ…本当に大きくなったな。あいつの事は任せろ、だからお前は安心して夢を掴んでこい』
埼京はそう言ってニコッと笑った。