ミュージック・ラブ2〜夜空の下のスノードロップ〜
その頃シュンは…

『ああ、何だよー全然客来ないじゃないかぁー!!』

シュンは客が来なくて暇していた。

すると突然ドアが開いた。

『おっ!!いらっしゃいま…せ…レイナ!!』

『あれ?何でシュンがいるの?それにそのケガは?』

店に入ったレイナはシュンがいた事に驚いた。

『実はな…』

シュンはレイナに事情を説明した。

『なるほど…そうだったんだ』

レイナは事情を飲み込んだ。

『色々大変だったね。じゃあ、そのユキネって子は今里菜と一緒にストリートをしてるのか…』

『そうそう。もし良かったらレイナもユキネの歌声を一度聴いてみてくれ』

シュンは笑顔で言った。

『うん、わかった。今からちょっと駅前行って見てくるね』

レイナはそう言って喫茶店を出て、駅前へと向かった。

『あの子がユキネか…』

駅前にたどり着いたレイナは、少し離れた所で耳を澄ましユキネの歌を聴いた。

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