KISSKISS
「……」
「ど…どうかな?」
「…何を入れたんだよ?」
何ってママが作ってるのを思い出しながら…
お米に水…コトコト炊いて最後に砂糖。
「…は?」
「だから!砂糖!!」
ママが甘い方が美味しいでしょって砂糖を入れてた。
「あのババ…余計な優しさがプラスされるとこんな独創的なお粥が完成か…知らなかった」
「…美味しいの?」
あたしに何も言わずスプーンを渡す。
「…お前の優しさのみ!!!伝わったよ…ありがとな」
「…?」
食べる事をやめてベッドに潜り込んだ。