KISSKISS
いつもより早い時間に学校へ向かった。
アイツは、何か微妙な顔してたけど…
「おはよう」
学校に向かう途中で美結を見つけて声をかけた。
「おはよ!!早いね?…もしかして気まずくて早く出ちゃったとか?」
…―アハハ、正解
「まぁね…」
苦笑いをして答えた。
二人で話ながら学校に向かっているあたしの後ろから
「パンツ先輩ー!!」
「…!!!!!」
パンツ…先輩???
…―まさか…
嫌な予感に振り向く。