KISSKISS


「一緒に行って謝りますよ?」


「何でよ??!!」


そんな事したら逆に怪しいでしょ!!??


「いいって…帰りなよ」


ゆっくりゆっくり近付いて行く。


「た…だいまぁ…」


怒りのオーラを丸出しにしたアイツの前に立つ。


「…おかえり」


遠目から健吾が心配そうに見ていた。


―…ゴンッ


「痛ぁー!!!!!何??何で怒ってんのよ!!!!!」


頭をグーで殴られあまりの痛さに涙が出た。


「心配するだろ!!!???」


「何で????まだ20時前じゃん!!!!そんなに遅いわけじゃないのに!!???」


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