KISSKISS


―…3時間も寝ちゃってたんだ


「じゃあ…アイツ…」


あたしが起きて来るのを待って…


「ハァ…仕方ない…」


のっそりと起き上がり出かける用意を始める。


用意が出来て下に降りるとアイツは玄関ですでに待っていた。


「遅っせぇなぁ…行くぞ」

イラついた表情を見せてさっさと外へ出ていく。


「そんなに待たせてないでしょ!!!!!!」


…―そんなに言うなら一人で行けばいいじゃん


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