KISSKISS


「車…なんてあったっけ?」


外に出ると空っぽだったはずのガレージに車があった。


「あぁ、親父さんが俺の為にわざわざ用意してくれたんだ」


「パパが!!??」


どんだけコイツを信用しちゃってんのよ…


しかも外車じゃなくてもいいでしょ?


騙されてるとも知らずに哀れなパパ…


「…何だよ?」


「…別に」


不信な目で見つめると車に乗り込んだ。


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