KISSKISS


何でもと言われても…―


いきなりだと思い付かない。


「色々あるだろ?貧相な体をどうにかして欲しいとか…料理をうまくなるコツを聞くとか…うぉ!!!危ねぇ!!!!」


彼めがけてプチトマトを力いっぱい投げた。


「貧相って言わないでよ!!!!!気にしてるんだから!!あんたに頼んで治るなら頼んでるわよ!!!!!!!」


「じゃあ、貧相な体治してやろうか?」


突然、彼が真剣な目で聞いた。


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