KISSKISS
「今日、帰りは遅くなるかも知れないから」
意外だった…―
あたしが学校に行ってる間は何してるのか知らないけど、わざわざあたしに言うなんて…
「へぇ…そう…」
「お前、もうちょっと深く聞いてくれてもいいんじゃないの?」
「あんただっていい大人なんだから、女の一人や二人…いや、三人、四人…」
「おーい!!!んなワケあるかー…いくらなんでも四人はキツいだろ?」
「じゃあ…三人」
鼻で笑うと芝生の上に寝転んだ。