Love Story 先生×生徒
「奈々ーーー!」


ん・・・先生?



「なぁーなぁ!!」



はっ!!
私・・・先生待ってて寝ちゃった!?



「奈々・・・何寝てるんだよ?あぶねぇだろ?こんな時間に女1人で・・・。」


先生は走ってきたのか額から汗が流れていた。



「ご、ごめんなさい。先生?走ってきてくれたの?」



「・・・おうっ。」



照れた表情の先生。な、なんか嬉しいよ。
私のために・・・疲れてるのに走ってきてくれるなんて。



「お疲れ様。」


私は自分の鞄からハンカチを取り出して先生の汗を拭いた。



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