男 友 達


「…」

俺は言葉を失った。


「知ってたか?アオちゃん、結構人気あるんだぞ。可愛いからな」


アイツの事を好きなヤツがいる…

そう思っただけで、変な感情が沸き上がるなんて。


嫉妬かよ。

マジでかっこわりぃ。


「ま、早めに告った方がいいんじゃない?」

タクミに言われなくても、そのつもりだ。


他の奴に取られるつもりはねぇから。


< 64 / 268 >

この作品をシェア

pagetop