男 友 達


ユカが、何だったの?
って顔をしてるから、電話の内容を話した。

ユカも、驚いた様子だった。


私は、ケンタが持病を持ってる事を自分には内緒にしていた事が、なんだかショックだった…。


「とにかく、そういう事なら、ケンタには携帯にかけらんないし…」

ユカが私の顔を見て言った。

「アオはヒドイ顔してるよ…?
とりあえず寝ないと、あんたが倒れるよ!」


と言って、強制的にベッドに寝かされてしまった。

「…ユカ、ありがとね」

私は、極度の疲れから、しばらくして眠りについた。
出来るだけケンタの事を考えないようにして…


< 96 / 268 >

この作品をシェア

pagetop