腕時計
再び…
自宅に戻り、テーブルに買ってきたコンビニ弁当やら菓子を並べる。
「あっ、すっかりこの腕時計のこと忘れてたぜ。」
テーブルから拾い上げ眺めると、長針がちょうど1であろう場所を指していた。
「壊れてんのか?今2時だぞ。まったく意味不明な時計だな。というか気味悪い、明日売りに行くか。」
さっきまで寝てたせいかいっこうに眠れず、部屋でゲームやネットをしていると、いつの間に眠っていた。
蝉のけたましい鳴き声で起きたのは午前11時。
「うわ、バイト始まってんじゃん!最悪!」
オレは急いで支度をして家を飛び出した。
コンビニまでは歩いていけるほど近いのだが、今日は状況が状況なので、近道を選択し走ってゆく。
閑静な高級住宅街を一気に駆け抜け、十字路にさしかかったとき前方から少女がボールを追いかけ走ってくるのが見えた。
左からは乗用車が猛スピードで迫ってきていた。
一時停止する気配はない。
ふと妹の顔が脳裏をよぎる。考えてる暇はなかった。
「あっ、すっかりこの腕時計のこと忘れてたぜ。」
テーブルから拾い上げ眺めると、長針がちょうど1であろう場所を指していた。
「壊れてんのか?今2時だぞ。まったく意味不明な時計だな。というか気味悪い、明日売りに行くか。」
さっきまで寝てたせいかいっこうに眠れず、部屋でゲームやネットをしていると、いつの間に眠っていた。
蝉のけたましい鳴き声で起きたのは午前11時。
「うわ、バイト始まってんじゃん!最悪!」
オレは急いで支度をして家を飛び出した。
コンビニまでは歩いていけるほど近いのだが、今日は状況が状況なので、近道を選択し走ってゆく。
閑静な高級住宅街を一気に駆け抜け、十字路にさしかかったとき前方から少女がボールを追いかけ走ってくるのが見えた。
左からは乗用車が猛スピードで迫ってきていた。
一時停止する気配はない。
ふと妹の顔が脳裏をよぎる。考えてる暇はなかった。