夕日に落ちる星
小さい頃は全力でバカだった

高校二年生になった今も頭が良いとは

お世辞にも言えないが、

取りあえずバカでは無くなった。

そう思いたい。


小学生の時なんかは、

毎日毎日飽きもしないで、

ひたすら高いところを目指していた。


それにハマっていたんだね。


登っていない木があれば

すぐさま足をかけていたし、

校舎の一階から二階までを

パイプを伝って登ったりもした

もちろん先生にはこっぴどく怒られた。

親には次に登ったら

コロッケを一生作らないとも言われた。

コロッケを一生食べられなくなるのは

非常にショックだったのだが、

あの頃の私はどうしようもないバカで

そんな事は数日もすれば完全に忘れて

またすぐに色んな所を登り始めた。
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