イヴ

イヴ

―こんにちわ





突然部屋に女性の声が響き渡った。





―すいません、こんなかたちで御呼び立てしてしまって





御呼び立てって？あれ？オレは自分の意思でここに来たのか？





―あのぉ、なにかおっしゃってください





「なんだか全く話が見えないんだが、君は誰だい？」




―私は…えーっと、とりあえずイヴと呼んでください




「禁煙マシンの名前か何かかい？オレは君達の実験には興味はない。早くここから出してくれ。」





全く…なんなんだよ。イヴってわけわかんねーよ。





―すぐにでも出してあげたいのですが、条件がありまして…





―あと、なにか勘違いしてらっしゃるようですが、ここは禁煙研究施設ではありませんよ
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