キャラメル味の生活

「本当は僕が
助けたかった。
僕が1番に
駆けつけたかった。

だけど…
僕はどっちも
2番だったよ」



待って…
まさか…



頭のどこかに
残っていた
昨日の出来事が
よみがえる。



「もしかして
1番は………」

「うん。



先に保健室にいたのは










晴だった」





時間が止まった
ようだった。


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