キャラメル味の生活

晴...?


じゃあやっぱり
晴が言ってたことは
本当だったの?



助けてくれたのは
晴だったの?





「風さん...
あたし...」

「うん。
やっぱり小夏は
勘違いをしてたんだね。

薄々気づいてたんだ。
だけど僕は小夏を
離したくなくて...

気づいてないふりを
してた。

それでも小夏の心には
もう僕はいないッて
わかったんだ」



心がキュッと
締め付けられた。



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