キャラメル味の生活

「はあッ...
どこ...?」


家の近くの公園を
通った時、

見覚えのある
人影を見つけた。



いたッ...!!





「てーるーッ!!」



あたしは走って
ギラギラ輝く太陽に
駆け寄った。



「小夏?
風と出かけたんじゃ
なかったの?」

「晴..
ごめん。あたし...

勘違いしてた。
晴の言ってたことは
本当だったんだね。

助けてくれて...
ありがとう」



.....



え。
何この沈黙...



やっぱり怒ってるかな…

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