キャラメル味の生活

「えッ?えッ?
どうしたの?」

「いや…
小夏が初めて
うちに来た日…

ホントはオレ
すげえ楽しみに
してたんだよ…

小夏と再会できんのが
嬉しくて…

だけど小夏は
これっぽっちも
覚えてねえから、

小夏にとっては
そんだけのことなのか、
ッて………

すげえあせった」



そっぽを向いて
耳まで赤くしながら
ブツブツ話す晴。


その姿を見たら
なんだか胸が
キュンとした。


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