キャラメル味の生活
「ねえ…晴?」
「んだよ」
「ギュッとしていい?」
「はあッ!?
何でそうなんだよ!」
「だって晴
かわいいんだもん!」
「う、うっせ//
勝手にしろッ!」
「わあーッ!」
あたしはおかまいなしに
晴の背中に抱きついた。
「あのねえ、晴?」
「あん?」
「あたしひとつだけ
覚えてることあるんだ」
「なんだよ?」
「あたしの初恋の人は、
小さいころ公園で
一緒に遊んだ
男の子ッてこと!
」