キャラメル味の生活

「そういえばいいこと
教えてやろうか?」



あたしに近づいて

耳元で囁く晴。



同時に赤くなる
あたしの頬。





「言われると
結構照れんだろ?」

「ホントだね//


でも嬉しい★」

「いいから
早く帰るぞ//」

「はーいッ」



あたしたちは
どちらともなく
手を繋いで、

そのまま家に帰った。



あたしは今日
晴から聞いた言葉を
一生忘れないだろう。



"オレの初恋も
小夏だったよ"



この言葉は
いつまでもあたしの胸に
大切にしまっておこう。


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