キャラメル味の生活
まず小夏へ。
僕は本当に
君のことが好きだった。
君と過ごせた時間は
少なかったけど
僕にとっては
それだけでも
大切な宝物だ。
思えば小夏は
いつも僕に
元気をくれたね。
生徒会の仕事だって
君がいるから
僕は頑張れたんだ。
だからこそ僕は
君を手放したくなかった。
誰よりも近くで
たくさんの君を
独り占めしたかったな。
だけど僕では
小夏を幸せにすることは
できないから。
小夏を幸せにできるのは
晴なんだ、ッて
思い知らされた。
だから僕は
ただただ君の
幸せを願います。
こんなに毎日を
楽しくしてくれて、
ありがとう。