キャラメル味の生活
あたしが少し
首を傾げると
晴くんはフンと
そっぽを向いてしまった。
「ま。せいぜい
迷惑かけんなよな。
居候!!」
はあーッ!??
いやなやつー!
「晴!
いやあ、すまんね。
こんな3バカ息子だが
仲良くしてやってくれ」
「あ、あの…
ちなみに女の子は…?」
「ああ、うちは
女の子がいなくてね。
小夏ちゃんがいると
華やかで助かるよ。
悩み事があったら
梅さんに聞くといい。
もちろん、私で良ければ
喜んで聞くがね」