キャラメル味の生活
―――…
「ふーん…。
そーゆーこと」
「そーゆーことです…」
「小夏…
愛されてるね」
「えッ??」
あたしは目を
パチクリさせた。
だってまず渚は
晴が好きなんでしょ?
しかも渚のあんなに
優しい笑顔、
初めて見た…。
「ねえ小夏。
今度あたしと
恋バナしてよね」
「へえッ?」
「隣のクラスに
すっごいかっこいい人
いるのッ!!
休み明けたら
会わせてあげる!
じゃあね★」