キャラメル味の生活

ん…――



やっと目が覚めたが
目隠しはついたままで
視界は真っ暗。


「ここ、どこ…」

「あら、お目覚め?」

「だ、誰!?」



背筋が凍るような
冷たい声。



「ここは体育倉庫の
物置の中。

あたしは
羽山ブラザーズ
親衛隊隊長、
南雲秋子(ナグモ アキコ)よ」



羽山ブラザーズ親衛隊??



やっぱそーゆうの
あったんだ。


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