キャラメル味の生活

最後の方は
恥ずかしくて
ちゃんと言えたかも
わからない。


だけど風さんは
しっかり聞き取って
にっこり笑ってくれた。



「じゃあもう
離れなくても
いいよね?」

「う、うん…//」



顔が、
体が、

風さんが触れる
全てが熱い。



次第に近づいてくる
風さんの顔。


あたしも静かに
目を閉じた。



重なり合う唇から
風さんの愛が
伝わってくる。



あたしが幸せを
噛みしめた瞬間だった。



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