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『ごちそうさまでしたぁ!』
お腹いっぱいになった一同は食事を終えて部屋に戻る。
その途中…
窓から見えた海に青い光が灯っていた。
『(雛)何あれ~!』
水が光ってる。
こんなの初めて見た!
『(新)夜光虫だよ。 ヒナ嬢は初めて見る?』
『(雛)うん…』
『(新)俺、小さい頃は海の傍に住んでたからよく見たなぁ… でも久しぶりに見ると感動する。』
新は真っ直ぐ海を見ながら小さく笑う。
海の傍かぁ…
羨ましい…
『(新)こんな海見てたらしたくなっちゃう。』
『(雛)…何を?』
『(新)愛の告白。』
…いまいち新の考えがわからん…
されたいとは思うけど、したいとは思わないなぁ…
でもこんな景色見ながら告白なんてロマンチック…
『(新)ヒナ嬢、大好きよ♪』
いつもと変わらぬ様子で言う新。
『(雛)絶対に酔ってるでしょ!』
『(新)バレた~? でも本心!』
そんな酔っ払いに言われても…
信じる方が難しい…
『(雛)さって、部屋に戻ろう!』
『(新)うぉい、そりゃねーべ!』
ナイスツッコミの新を置いて雛姫はパタパタと小走りで去っていった。
『(新)…ほんと鈍感…』
新の本心も知らずに…
一方…
『(雅)気持ちわり~…』
雅は部屋で倒れていた。
畳がほてった頬に当たって気持ちいい…
『(新)ただいま…うぉッ 死んでる!』
部屋に戻った新はその様子にかなり驚いた。
『(雅)生きてま~す…』
『(新)…珍しいじゃん… 酔い潰れるなんて…』
どちらかと言うと新の方が酒に弱い。
雅が潰れるなんて、初めてかも知れない…
『(雅)ちょっとね… 忘れたい映像が…』
それはもちろん、露天風呂での事。
新と功ちゃんが風呂から去った後、裸の雛姫が浮かんできた。
『(新)映像…?』
『(雅)新には関係ない事さ…』
どーにもあの映像が頭から離れない。
あぁ…
やっぱ俺も健全な男の子だったか…
お腹いっぱいになった一同は食事を終えて部屋に戻る。
その途中…
窓から見えた海に青い光が灯っていた。
『(雛)何あれ~!』
水が光ってる。
こんなの初めて見た!
『(新)夜光虫だよ。 ヒナ嬢は初めて見る?』
『(雛)うん…』
『(新)俺、小さい頃は海の傍に住んでたからよく見たなぁ… でも久しぶりに見ると感動する。』
新は真っ直ぐ海を見ながら小さく笑う。
海の傍かぁ…
羨ましい…
『(新)こんな海見てたらしたくなっちゃう。』
『(雛)…何を?』
『(新)愛の告白。』
…いまいち新の考えがわからん…
されたいとは思うけど、したいとは思わないなぁ…
でもこんな景色見ながら告白なんてロマンチック…
『(新)ヒナ嬢、大好きよ♪』
いつもと変わらぬ様子で言う新。
『(雛)絶対に酔ってるでしょ!』
『(新)バレた~? でも本心!』
そんな酔っ払いに言われても…
信じる方が難しい…
『(雛)さって、部屋に戻ろう!』
『(新)うぉい、そりゃねーべ!』
ナイスツッコミの新を置いて雛姫はパタパタと小走りで去っていった。
『(新)…ほんと鈍感…』
新の本心も知らずに…
一方…
『(雅)気持ちわり~…』
雅は部屋で倒れていた。
畳がほてった頬に当たって気持ちいい…
『(新)ただいま…うぉッ 死んでる!』
部屋に戻った新はその様子にかなり驚いた。
『(雅)生きてま~す…』
『(新)…珍しいじゃん… 酔い潰れるなんて…』
どちらかと言うと新の方が酒に弱い。
雅が潰れるなんて、初めてかも知れない…
『(雅)ちょっとね… 忘れたい映像が…』
それはもちろん、露天風呂での事。
新と功ちゃんが風呂から去った後、裸の雛姫が浮かんできた。
『(新)映像…?』
『(雅)新には関係ない事さ…』
どーにもあの映像が頭から離れない。
あぁ…
やっぱ俺も健全な男の子だったか…