Thanks
あの家を飛び出し、たどり着いた街…

俺はそこで大切な人に出会った…
大切な大切な親友…

そしてもう1人…
掛け替えのない大切な命をも授かった…

【何で俺まで捨てていったん?】

ハルはあの日、そう聞いたね…

【捨てたつもりもないし、要らなかったわけじゃない】

俺は少し言い訳がましかったかな…?

でも本当に捨てたつもりはなかった…





ただ…



ただハルを失ってでも、助けたい親友がいた…

それが真実だよ…
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