【短編】―浮気男の小さな約束―
約束


あいつは覚えていないだろう。


私にした約束。


覚えている訳ないか…。


三才くらいの時に交わした約束。


私は忘れる事はなかった。


好きな人が出来ても、結局あいつが邪魔をする。


自分には、不特定多数の女が居るくせに!


私の恋愛の邪魔してんじゃねぇよ?


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