私の大好きな人
私はビックリして
目を開けたまま。

先生は舌を絡ませてきた。

私はゆっくり目を瞑り、
何度も角度を変えてキスをした。

唇を離すと。

「佳世。
何も言わなくってもいい。
蘭から全て聞いた。
俺を信じて欲しい。」と

私の答えを聞く前に
先生が大人のキスをした。

夢に出てきた正典が
先生を信じろ
先生が助けてくれると
言った言葉は本当だった。

けど先生に抱かれて
キスをされているだけで
幸せな私である。


< 107 / 205 >

この作品をシェア

pagetop