私の大好きな人
「お前無視しすぎ。

学校の噂は知っている。

ホテルには行ったけど
本当の目的はここの
道順を森下に教えて
貰っただけ。

お礼に蘭が森下を
食事をご馳走するので
俺が連れて行っただけ。

分かったか?

お前なんで俺の事を
信用しなかった?」

「だって・・・。」

「お前の心は俺しか癒せない。
そうだろ?佳世。」と

先生は
私を前に向かせ抱きしめた。

「森下と俺が関係を
持ったと思っていたのか?

バカかお前は。
佳世しか無理なんだよ。

森下相当落ち込んでいたぞ。
お前に嫌われたと
蘭に相談していた。

森下の言った言葉
最後まで聞いたか?」と

私は最後まで聞かなかった。





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