私の大好きな人
何かを察知したのか

「俺は幸せだけど。

蘭みたいなカップルも要れば、
俺たちみたいなカップルも、
必要だと思うけどな。」

「そうだね。」と

先生の握っている手を
力強く握ると
先生も握り返してくれた。

そして着いた部屋は
スイートルームであった。

窓からの夜景は凄く
綺麗でさっきのビルより
高いところだった。

先生は私を後から
抱きしめてくれた。



< 119 / 205 >

この作品をシェア

pagetop