私の大好きな人
「おはよう。佳世。」

と先生は起きてしまった。

お互い裸なので恥ずかしく
私は後を向いてしまった。

先生は私を後から抱きしめ

「恥ずかしい?
昨日あんなに愛し合ったのに。
可愛い。」

「仕方ありません。」

「何で?」

「慣れないもん。」

「そうか?ベッドの中だと
積極的なくせに。」と
からかわれてしまった。

先生は少し私から離れた。

そして直ぐに抱きしめると
私の左手を持って
薬指に指輪をはめた。
< 126 / 205 >

この作品をシェア

pagetop