私の大好きな人
クリスマスに巧と
元に戻った矢先の
出来事だった。

「佳世。相談がある。」

と呼び出された。

「どうしたの?」

「実は告白された。」

「誰に?いいじゃないの
どんな人なの?」

「森崎孝雄さんという人。
蘭さんの付き合っている人の
弟さんなの。」

「ええ~~~~~~」

ビックリした。

私は事情を聞いて

「雅子?
嫌いなの?森崎さんの事。」

「嫌いじゃないけど
男の人が苦手なの。」

「じゃあ先生とか巧はどうなの?」

「何ともない。」

「困ったもんだね。
このことは蘭さんは知っているの?」

「知らない・・。」と

雅子が落ち込んだ。
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