私の大好きな人
「巧。孝雄さんの家?」

「佳世。隣だよ実家。」

私と雅子はビックリした。
ごく普通の家だった。

「佳世知らなかった?
月1回は来るくせに。」

「教えてくれないから」

「ちょっと、
月1回泊まりにきているの?」と

話が孝雄さんの家から
私のお泊りに話が変わったが
孝雄さんが玄関から出てきた。

「遅いよ。巧。」

「ごめん。行くぞ。」

孝雄さんの家に入った。

本当に森崎グループの
頂点にいる人の家?

中には孝雄さんの両親と幸雄さん。
そして蘭さんがいた。
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