私の大好きな人
ちょうど俺が家に帰った時
孝雄も帰ってきた所。

「巧今帰りか?」

「孝雄もか?
一緒に飲まないか?
明日休みなんだ。」

「いいよ。俺も休み。」

孝雄を俺の部屋に招いて
一緒に飲んだ時だった。

「巧。彼女と会っているか?
俺全く会えないんだ。
雅子不足なんだ。」

「孝雄お前もか?
実は俺もなんだ。
佳世に補充してもらいたい。」

「お互いに大変だな。
俺は普通に会えるけど
巧は会うのに気使うよな。」

「確かに。けど佳世に会うと
何もかも忘れてしまうんだ。」

孝雄と本音の話をしていた。
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