私の大好きな人
テーマパークの中に入って、
乗り物に乗ろうと
並んでいる時も
先生は手を離さない。

しかも絡んで繋いでいた。

「佳世。お前楽しい?」

「うん。何で先生?」

「先生って言うな。
佳代が楽しかったら俺も
楽しいから。
それだけ佳代を
愛しているから。」

先生はクールに話す。
体型と話すことにギャップを
感じてしまう。

けど何だか安らぎも
感じている私がいる。
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