私の大好きな人
私は気がつくと
ベッドに寝ていた。

カーテンが掛かっていて
ここどこ?と思っていたら、
カーテンが開いた。

そしたら鈴木先生だった。

「天音、大丈夫か?
下駄箱で倒れていると
他の生徒が呼びに来て
俺が運んだんだ。」

じゃああの時意識を
失う前に抱き上げて
くれた人って先生だったの。

知らなかった。

「ありがとうございました。」

とお礼を言った。

「天音どうかしたか?
期末の点数が赤点
ギリギリだったと
担任の先生が驚いていたぞ。
何かあったか?」

と先生が聞いてきた。

私は何を思ったのか
先生に抱きついて泣いてしまった。

先生は何も言わず
私を抱きしめてくれた。
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