私の大好きな人
「佳世。可愛いな。
終わったら食べたいな。」

私は真っ赤な顔をして
しまった。

「兄貴。可哀想だよ。
佳世ちゃん困っているよ。
狼になるのはいいけど
子供だけはダメだから。」

とドスの聞いた声だった。
さすが刑事さん。

『じゃあご飯食べに
行きましょう。』と
2人のお母さんが言った。

もう仲良くなっている。

私たちは先生が予約した
レストランに向かう時
先生が私の手を握って
歩いてくれた。

大きな手が私の手を握ると
隠れてしまうけど
安心してしまうのです。


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