私の大好きな人
正典が夢の中に出てきた。

『佳世。先生を信じろ。
お前を助けるのは
先生しかいない。』

『無理だよ・・・。
私・・・・・・。』

『大丈夫!!心配するな。
今のお前がいるのは
先生のおかげだ。』

『無理だよ・・。
先生が知ったら・・・』

『先生が知ってもお前を助ける。
お前の心は先生しか助ける事が、
出来ない。』

言って正典は消えていった。

『待って正典・・・』

私は目が覚めると
蘭さんの姿が見えた。
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