ツンデレ王子




「本当っ!!?やった♪結衣と同じクラス〜」


「やっと素直になったわこのレディ。」


「うっせ!んで?何組なの?私たち。」


「えっとね〜………A組」



うぇ。うぇー組?
うぇ〜〜組といったら、なんか王子って奴がいるらしいクラスじゃん。

私そーゆー王子的キャラな奴嫌いなんだよね〜…。



「うぇ〜組……なんだ…。」


「うん。えー組ね、A組。まず早く行かないといきなり遅刻だよ!!」


「んぁあっ!!そうだったね!」



周りを見渡したら、私たちが会話しているうちに、さっきまで群がってた人たちが一人もいなくなってた。


私たちは急いでA組まで走っていった。



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