バイト君は記憶喪失
その後も携帯には何度か着信があったが出なかった


千春の言った言葉が忘れられなかった


どうして覚えてないのに今、この町にいるの?


あの約束はもう約束ではないの?


私の頬にはいくつもの涙の跡があった


声を押し殺しただただ泣き続けた


ふと気がつくと眠っていたらしく体に痛みを感じた

泣いていた私は床に眠ってしまったらしい
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