バイト君は記憶喪失
写真を眺めていると千春が私の手を握りしめてきた


「千春?」


そのまま繋がれたまま店を出た


いつでもおいで。おじさんにそう言われて店を後にした


「千夏、俺ここに住んでたんだな。
あのおじさんの話し聞いてて忘れた事の話し聞いて何か大事な物を忘れてしまってる気がする」


えっ!?


私との約束、少しは思い出せそうなの?
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