らぶ☆すとーりー 2
私は回りを見回した。



「あっ、隼人・・・。」



もう彼氏なんかじゃないのに、すぐ見つけてしまうこの自分にちょっと呆れてしまった。



「戸田さん。」



後ろを見ると、



「あっ、近藤さん。」



「これ・・・。」



と言ってペットボトルのジュースを私の頬にやった。



「ひゃっ。」



私は首をすくめた。



「何か飲まないと体が持たないよ?」



と言った准一。



「俺、大会役員だから・・・。」



と言って、本部の方に戻って行った。



< 110 / 151 >

この作品をシェア

pagetop