らぶ☆すとーりー 2
~隼人side~



運動会の次の日。



俺と彩菜は上司に呼ばれた。



「まぁ、そこにかけたまえ。」



「「はい。」」



「この前の海外勤務の話だが・・・。」



俺は行くと心に決めていた。



「その話なんですが・・・。」



「君島君に行って貰う事になった。」



「えっ?」



「君島君がどうしても行きたいと言って来てね?」



上司は彩菜を見た。



「そうだね、君島君。」



「はい。」



「君島君だったら、海外勤務も長いし、悪いが市川君。今回の話は無かった事にしてくれ。」



「はい・・・。」



俺の頭は真っ白だった。



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