らぶ☆すとーりー 2
「戸田さん!」



「はいっ!」



「この仕事頼むわ。」



「はい。」



席に戻ってファイルを開くと1枚のメモが入っていた。



そこには



『元気が無いな。飲みにでも行くか?』



とだけ書かれていた。



私の事を分かってくれる人がいたんだ・・・。



私はその優しさに・・・



少しずつ惹かれていってしまった。



落ち込んでいる時に、優しい言葉をかけられたせいかも知れない。



けれど、今の私には・・・



その優しさが必要だった・・・。




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