らぶ☆すとーりー 2
仕事を終え、更衣室を出る時には、



もう、近藤さんの席は綺麗になっていた。



私はビルの入り口で近藤さんを待った。



こんな目立つところで待たせるなんて、隼人の時はありえなかった。



「お待たせ。行こうか。」



さらっと私の肩に手をやる近藤さん。



この人には周りの人が見えていないのか?



隼人と全く違う優しさを持っている彼。



しかし、今日の私には



そんな近藤さんの行動が居心地が良かったんだ・・・。





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