らぶ☆すとーりー 2
~近藤side~



「私嫌われちゃったみたいです・・・。」



と言ってビールを一気に飲み干した彼女。



「は・・・や・・・と・・・。」



そう言って彼女は



机に平伏したまま、寝てしまったんだ・・・。



彼女の目からは何粒もの涙が流れ落ちていた。




「俺がいるよ・・・綾乃。」



そう言って、俺は彼女をおんぶしながら



彼女を送って行く事も出来ず・・・



自分のマンションへ連れて行く事しか出来なかったんだ・・・。



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